SpecialContents vol.30 暮らしにアートを取り入れよう!

芸術の秋だからこそ、いつもと違ったインテリアにチャレンジしてみませんか?
絵画やポスター、写真、絵ハガキなどの飾り方、ファブリック類の差し替え方、
また自作アートのアイデアなどを紹介します。

アートでインテリアに非日常を演出

アートは、飾るだけでその空間の雰囲気をガラリと変えることができる便利なアイテム。
季節や気分に合わせて取り入れれば、マンネリになりがちなインテリアも常に新鮮さを維持することができます。

「アート」は身近にある

アートとひとくちに言っても、絵画や写真といった平面作品から彫刻などの立体作品まで、多様なものがあります。
大辞林によると、アートとは「特殊な素材・手段・形式により、技巧を駆使して美を創造・表現しようとする人間活動、およびその作品」。端的に言うと、アーティストが思うがままに表現した作品がアートと呼ばれているのです。
皆さんが何かを表現しようとして、並べたり飾ったりしたものも、もちろんアートです。

写真「絵を描く子ども イメージ」

子どもが自由な発想で描いた絵だって、立派なアート作品のひとつと言えるでしょう。もし「アート作品を購入するのは勇気がいる」、「著名な作家の作品はハードルが高い」と感じるなら、まずは自分や家族の作品を飾ってみては?

手軽に飾るならファブリックに取り入れて

大胆な模様をカーテンラグなど大き目のファブリックに取り入れれば、手軽に空間全体の印象を変えることができます。
窓と同等以上の大きさがある布ならば、専用のカーテンクリップを使うことでカーテンとして吊るすことができます。お気に入りのデザインを探すのはもちろん、パッチワークで作ったり、思い切って白い布に季節ごとに家族で絵を描いて飾っても。

ラグを敷き替える際には、室内でほかに取り入れたアート作品と同じ色合いのものを選ぶと視覚の邪魔になりません。もちろん、ラグを主役として選ぶのも良いでしょう。

写真「ファブリックを取り入れる イメージ」

壁面はアートギャラリー

壁面はアートを飾るのに最適のスペースです。何を飾ろうか迷ったら、お気に入りの絵画や絵ハガキ、写真、ポスターなどをに入れて飾ってみましょう。額に入れて飾るだけで、不思議とそれなりの作品に見えてきます。

写真「額に入れて飾る」

芸術センスに自信があるなら、壁面自体をアート作品にしてしまうのもおすすめ。テーマを決めたら、マスキングテープウォールステッカーを貼って作品を制作すれば現状復帰も簡単です。

写真「壁自体をアートにする イメージ」

ガーランドで木や森を表現したり、フィギュアを登場人物に見立てて街を作り上げるなど、壁面上に立体的な作品を作ることもできます。

写真「ガーラントを使う」

また、安価なベニア板黒板塗料を吹き付けたものを壁面に立てかけ、家具で押さえれば、釘などを使うことなくいつでもカラフルなチョークで好きな模様を描いて変化を楽しめます。

写真「チョークで模様を描く イメージ」

アートを飾るコツ

アートが映えるように飾ったり、その空間を活かすためには、空間とアートのテイストや色味を合わせた上で、アートの大きさ・数・飾る場所を考慮します。

小さなアートはまとめて飾る

複数で飾るアートは、飾る大きさを調節しやすいため、家具より上の壁面ベッドサイドなど、限られたスペースに飾るのに適しています。

また、複数のアートを飾る際に上下または左右のラインを意識して揃えることで、1つのアートのような存在感を出すことができます。
こうすることで、テイストや作風が違うアートでも統一感を持たせることができます。

写真「まとめて飾る イメージ」

同じテイストの作品やまったく同じ作品を3枚以上並べて飾るのも、迫力が出てオススメ。壁に重さのあるものを飾れない場合は、ポストカードや写真を額に入れずに直接飾っても良いでしょう。

写真「同じテイストの写真を並べて飾る イメージ」

大きなアートは単独で飾る

大きなアートは、飾るための壁面を用意しやすいリビングに飾るのがベストです。 アートの表面積が大きいと観る人に圧迫感を与えてしまいがちなので、飾る際は作品の周囲に十分な余白を取りましょう。可能なら、壁一面を使える場所を探してみてください

※大きな絵画や絵皿を飾る場合、重さによっては壁面に飾れない場合がありますので、事前に重さなどをご確認ください。

写真「大きな写真を飾る イメージ」

大きな額縁に入れたポスターや写真などを床に直接置いて飾れば、壁に負担がかかりにくくなるだけでなく、大きさによる圧迫感を薄れさせ、重厚なアートでも少しカジュアルなイメージを与えることができます。
また、小物などでごちゃついた棚の近くに置けば、視線をそらす効果が期待できます。

写真「置いて飾る イメージ」

アートで空間を広く見せる

廊下や階段の壁に小さ目のアートを並べて飾ると、奥行きを強調して空間を広く見せることができます。

また、入口の正面の壁面に大き目のアートを飾り視線を向けさせることで、部屋を広く見せる効果が期待できます。その際、アートの近くにレイアウトする家具はロータイプのものがオススメです。

写真「空間を広く見せる イメージ」

自作アートに挑戦!

「作家が手がけるアートは高価で購入するのに勇気がいる」、「気に入ったテイストや色合いのアートがなかなか見つからない」……そんな時は、アートをDIYしてみましょう。

デジカメで一工夫

デジタルカメラは何度も撮り直しができる上、撮影時に写真の仕上がりを確認できたり、自宅のプリンターで手軽に印刷できるなど、アート作りにもってこいのツールです。
いつもとは違う撮影方法を試したり、印刷モードや飾り方に変化をつけるだけで、見慣れた風景もアートになります。

あえて逆光で撮影することで、被写体をシルエットで浮き上がらせ、背景の色合いを際立たせることができます。よく晴れた日中の窓辺で被写体越しに外の景色を撮ったり、高い建物がない場所で夕日を背景に撮るとステキです。

写真「逆光で撮影したシルエット イメージ」

写真をプリンターで印刷する際、モノクロモードで印刷するだけで、オシャレなアート作品のように仕上がります。 カラーで印刷されたものを、スキャナーやコピー機のモノクロモードで読み取って印刷しても同じように仕上げることができます。

また、印刷後に分割して別々のフレームに入れ、並べて飾ってもステキな作品になります。

写真「モノクロ写真を飾る イメージ」
写真「別々のフレームに入れて飾る イメージ」
写真「別々のフレームに入れて飾る イメージ2」

子どもの成長をアートで残そう

小さな子どもの手や足を使ったアート作品を作れば、ステキな成長の記録にもなって一石二鳥!
粘土などで造形するのは難しくても、絵の具やインクなどを手や足に塗ってスタンプのようにペタリと紙に押し付ける「手形・足形アート」なら、家族で楽しみながら作れます。
手の形を活かして羽根を広げたクジャクや花、カラフルな木を描いたり、足の形を活かしてイモムシやペンギン、鯉のぼりなどを描いてみましょう。きっと子どもたちが成長してから、よい思い出になるはず。

写真「手形アート イメージ」

立体感が魅力の「ストリングアート」

100円均一ショップやホームセンターで手に入る身近な材料を使い、立体的でカラフルな作品が作れる「ストリングアート」は、海外で人気のアート。
玄関に飾るウェルカムボードをはじめとして、アイデア次第で様々なデザイン・大きさの作品を作ることができ、絵が苦手な人でも作れるため、最近では日本でもSNSに作品を投稿する人が増えてきました。
簡単なものなら数時間で完成するので、アート初心者にもオススメです。

写真「ストリングアート 参考作品」

■材料

写真「材料」
  • ○土台(コルクボードやMDF材など)
  • ○押しピン(または釘。釘の場合は金槌を使用)
  • ○糸(刺繍糸、麻糸、毛糸など)

■作り方

<ステップ1>

写真「イラストを印刷する」

コピー用紙などに作りたい形を手書きするか、インターネットのフリー素材などから気に入った形を探して土台の大きさに収まるサイズで印刷しておきます。

<ステップ2>

写真「押しピンを打つ」

土台の好きな位置に型紙を置き、線に沿って押しピン(または釘)を土台に垂直に打ち形を描いていきます。

<ステップ3>

写真「糸をマスキングテープで固定する」

台紙を取り除き、を張っていきます。張り始めは、押しピン(または釘)に糸を数回巻き付けたら、端から5センチほどのところをマスキングテープなどで固定しておきます。途中は必ず押しピン(または釘)に1周巻き付けながら張っていきます。

<ステップ4>

写真「始めと終わりの糸を結ぶ」

形が出来上がったら、張り始めの糸と巻き終わりの糸とを硬く結びます。糸の端は作品の中に紛れさせ、目立たなくします。

<ステップ5>

写真「完成」

お好みで転写シールリボンなどで装飾して、出来上がり!

point

木々たちがカラフルに色づく秋は、普段芸術と縁遠くてもアート心がうずいてきます。今までシンプルライフを送ってきた人も、この秋は身近にアートを置いて、より心豊かに過ごしてみてはいかがでしょうか?

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