SpecialContents vol.28 好みの「コーナー」を作って、 もっと暮らしを楽しもう!

書斎や趣味のワーキングスペースなど、マイホームを購入する際に諦めてしまっていませんか?
今回は、今ある部屋の一角にそれぞれの好みに合わせた“コーナー”を作って、
いつもの暮らしに楽しみをプラスするアイデアをご紹介します。

どんなコーナーを作る?

書斎や趣味のスペースも、コーナーとして作ればそれほど手間も予算もかかりません。
まずは具体的に、どんなコーナーを作るか決めていきましょう。

読書や事務仕事にも使える「書斎コーナー」

書斎」として使うスペースは、読書、インターネット、仕事関係の資料の閲覧、書き物などができる場所になりますので、できるだけ静かで、人の出入りが少ない場所に作るのが理想です。

写真「人の出入りが少ない場所 イメージ」

一般的な間取りの家庭であれば、寝室ならベッドの足寄りの一角、リビングならドアやテレビ・オーディオのスピーカーから一番離れたところ、また廊下の一番奥なども候補として挙げられるでしょう。

写真「ベッドの足寄りの一角 イメージ」

用意したいもの

イスと机

数時間座って読書やPCを使う作業などをしても疲れない、使い心地を重視したもの。

本棚

机の上に本を置いても構いませんが、本棚があれば、周囲のスペースから区切るのにも役立ちます。

書類収納棚

文房具やビジネスの資料などを収納します。

趣味に没頭できる「ワークスペース」

写真「ワークスペース イメージ」

趣味に集中しやすい環境を確保するためには、水回りから離れた場所や、寝室の一部などに作ると良いでしょう。
手芸やプラモデルなど手先を使う趣味を楽しむためのコーナーは、採光しやすい窓辺が最適です。特に出窓の前にイスを置いて机として使えば、窓の外の景色を見ながら作業できるのでおすすめです。ただし、日が暮れてからは手元を明るくする照明が必要。
なお、身体を動かすコーナーを作る場合は、窓や倒れやすい棚の近くは避けましょう。

  • 写真「プラモデル制作 イメージ」
  • 写真「手芸 イメージ」

用意したいもの

ライト

窓の外から差し込む自然光や天井照明では手元の明るさが足りない場合は、
机上にライトを置いて補います。

収納棚など背の低い家具

作業用の道具などを収納します。
机の隣に同じ高さのキャビネットを置くと、作業スペースが広がります。

机とイス

楽な姿勢で作業ができるものを選びます。

マット等

ヨガなど身体を動かすスペースには、机とイスの代わりに
専用マットを敷いたり、タイルカーペットなどを敷けば
身体の負担を減らすことができ、周囲のスペースから区切ることができます。

写真「収納棚 イメージ」 写真「ヨガ イメージ」

日々の疲れを癒してくれる「畳コーナー」

写真「畳コーナー イメージ」

はフローリングよりもリラックス効果が高く、癒しのコーナーを作るのに最適です。和室がなくても、フローリングに「置き畳」を敷くだけで簡単に畳コーナーを作れます。
また、畳面の下が収納になったスツール型の「ユニット畳」を並べれば、足を出して座れる掘りごたつ風コーナーを作れるだけでなく、収納力もアップして一石二鳥です。

用意したいもの

「置き畳」や「ユニット畳」など、
希望するコーナーに合ったものを。

和を感じる明かり

照明の電球を暖色に変えたり、
シェードに和紙や竹を使った置き型ランプもおすすめ。

和小物

干支の置物や折り鶴、
和食器に水を張って季節の花を一輪差すなど、
和テイストを取り入れると雰囲気が出ます。

写真「和を感じる明かりや和小物 イメージ」

音楽や映像を満喫する「オーディオコーナー」

オーディオコーナー」を作る場合、スピーカーから音を出して楽しむなら、壁際に収納をレイアウトして両隣の部屋への音漏れを軽減したり、天井・床・スピーカーの裏にホームセンターなどで手に入る吸音素材を張るといった工夫が必要です。

また、リビングの一角にコーナーを作る場合は家族がテレビを観ている時間と重なることもあるので、ヘッドフォンの使用がおすすめです。

写真「オーディオコーナー イメージ」

音楽・映像ともに、寝室の一部リビングにコーナーを作りやすいと思いますが、プロジェクターで室内を暗くして映像を楽しむ場合、廊下の一番奥の壁を利用して1人用の映像コーナーにしたり、家族全員でリビングの床に寝転んで天井をスクリーン代わりにするのも面白いですよ。

写真「家族で寝転ぶ・プロジェクター イメージ」

用意したいもの

ソファやイス等

重厚感のあるソファやロッキングチェアのほか、
思い切り脱力できるハンモックもおすすめ。

音響設備

部屋全体ではなく「コーナー」用に小さなスピーカーを選ぶ際は、
店頭で購入前に試聴し、小さい音が聞きやすいものを選びましょう。
スマートフォンで音楽や映像を楽しむ場合、
配線の必要がないBluetooth接続の小型スピーカーもおすすめです。
また、専用のスピーカーを購入しなくても、スマートフォンを
マグカップや紙コップにスピーカー部まで入れるだけで、
外付けスピーカーを装着したような効果が得られるのでお試しを。

遮光カーテンまたはスクリーン

ハリのある白い生地なら、遮光しながら周囲のスペースから
区切ることができ、同時にプロジェクターの映像を写す
スクリーンとしても利用できます。

プロジェクター

プロジェクターでの視聴はテレビモニターで見るよりも
迫力がありますが、予算的な余裕がないとなかなか手が出ません。
そこでもしDIYの手間を厭わないなら、画像の鮮明さには欠けますが、
スマートフォンを利用した簡易プロジェクターを作って
ミュージックビデオなどを鑑賞するのもアートっぽくておすすめです。

写真「ロッキングチェア イメージ」 写真「スマートフォンをマグカップに入れる」 写真「スマートフォンで簡易プロジェクター イメージ」

スマートフォンを利用した簡易プロジェクターの作り方

スマートフォンで撮りためた思い出の映像や画像を、
家族や友達が集まる日に上映すると盛り上がりますよ。

■用意するもの
写真「用意するもの」

・スマートフォン
・スマートフォン立て
 (またはスマートフォンを直立させるために支えにする小箱など)
・靴が入っていた箱
 (またはA4用紙程度の底面がありスマートフォンの長辺
 ⦅横画面しか見ない場合は短辺⦆よりも高さがある箱)

・虫眼鏡(手のひら大程度のレンズ)
・ビニールテープ(または荷造りテープなど)
・カッター
・ペン

■スマートフォンの準備

オートスリープと自動回転をオフ設定にし、画面の明るさは最大にしておきます。
また、映像(画像)の上下左右が反転して映し出されるため、
設定で天地が逆になるよう回転させておくと違和感なく見ることができます。
さらに左右の反転も修正したい場合は、アプリ等で対応してください。

■作り方
  • 写真「虫眼鏡を付ける部分を作る」

    1.箱前面(縦)の外側の切りやすい位置に虫眼鏡を当ててペンで周囲をなぞり、線の少し内側をカッターで切り取ります。

  • 写真「虫眼鏡を固定する」

    2.箱の外側から虫眼鏡をビニールテープですき間なく留めます。この時、レンズにテープがかからないように注意してください。

  • 写真「箱の中にスマートフォンを立てる」

    3.虫眼鏡と反対側の箱の内側に、スマートフォン立てなどを使いなるべく垂直にスマートフォンを立てます(画像を調整するために動かすので、箱に直接張り付ないようにしましょう)。

  • 写真「ピントを合わせる」

    4.部屋を暗くして、スクリーンまたは白い壁などに映像(画像)を写し出しながらスマートフォンと箱全体を前後してピントを合わせます。スマートフォンを虫眼鏡に近づけて箱をスクリーンから遠ざけるほど、画像は大きくなり、輪郭はぼやけていきます。

  • 写真「フタをする」

    5.ピントを合わせたら、箱から光が漏れないようにフタをして完成です。

季節感を取り入れて、おもてなしにもなる「ディスプレイコーナー」

写真「ディスプレイコーナー イメージ」

自慢のコレクションを飾ったり、季節ごとを変えることもできる「ディスプレイコーナー」は、比較的簡単に作れて家族皆で使うことができます。
基本的にはどこにでも作れますが、ゲストが訪れたとき最初に目にする玄関や、語り合いながら眺めることができる客間(リビング)、殺風景になりがちなトイレなどに設置すると、おもてなしにも一役買います。

用意したいもの

飾り棚

作り付けの飾り棚がなくても、100円ショップやホームセンターなどで
素敵な飾り棚がたくさん売られているので、
好みに合わせて揃えてみましょう。
ウォールステッカーを組み合わせれば、さらに素敵な仕上がりに。
また、机やイスなどの上に飾るのも移動できておすすめです。

飾る物

テーマを決めて集めたコレクションや、知人にもらった土産物の数々、
家族の成長が垣間見えるフォトフレーム、季節の植物や小物など。

明かり

飾ったものをライトアップすれば、飾ったものの見栄えも
ワンランクアップします。

  • 写真「机を使って飾る イメージ」
  • 写真「壁を使って飾る イメージ」
写真「100円ショップで購入した飾り棚やウォールステッカーを使う」 ※写真例は、画鋲を使って飾り棚を
 壁面に留めています。

スペースを確保するアイデア

どんなコーナーを作るか&コーナーを作る場所を決めたら、スペースを確保しましょう。
「ここは○○をするための場所」という固定概念を捨てれば、
意外なところにコーナーを作るスペースが見つかるかも?

本棚やラックで仕切る

まずは手持ちの家具で部屋の一部を仕切ってコーナーを作ってみましょう。仕切りに使う本棚やラックはどちら側からも使えるオープンタイプがお薦めです。
背の低い本棚ラックで仕切れば視線を遮らず部屋を広く感じさせることができ、背の高いもので仕切ればコーナーを独立させてプライバシーを確保することができます。
壁から離して家具をレイアウトする場合には、天井から突っ張るタイプの固定具や、床との間に設置するストッパーなどで地震による転倒を予防しましょう。

写真「ラックで仕切る イメージ」

カーテンや布、パーテーションで仕切る

壁と壁の間に水平方向に突っ張り棒を渡し、カーテンお気に入りの布を吊り下げれば、コーナーを使わない時は開けて普段通りの部屋として使えるので便利です。また、天井と床の間(垂直方向)に突っ張るタイプのパーテーションも、手軽に仕切りを作ることができます。

ただしこれらは音が筒抜けのため、テレビの近くに書斎や読書コーナーを作りたい時にはおすすめできません。

写真「突っ張るタイプのパーテーション」

※突っ張り棒を設置する際には、壁面・天井を突き抜ける場合がありますので、裏に柱・梁があることを必ず確認してください(軽く叩くと周りより硬い音がします)。

収納を利用する

造り付けの収納は、すでに専用の扉や襖などで区切られており、工夫次第で部屋やデスク代わりに使えるスペースです。そこで『収納』としての固定概念を取り払い、クローゼットや押し入れの中に秘密基地のようなワークスペース書斎を作ってみてはどうでしょうか。

写真「収納 イメージ」

ただし、収納の内部は囲われているので集中しやすい反面、人が入って快適に過ごせるようには作られていません。換気が必要な作業を行う際は必ず扉(または襖)を開けておきましょう。また、中から開けられない場合、入口の内側にカーテンや布などを吊るして扉代わりにしても良いかもしれません。

部屋を併用する

最後に、ちょっと視点を変え、使用時間によって空きスペースを探してみましょう。
子どもたちが学校に行っている日中にリビングや子ども部屋をエクササイズ部屋として使ったり、就寝時間以外なら寝室をオーディオルームとして使うのも手です。

写真「部屋を併用する イメージ」

和室は洋室よりもリラックス効果が高いので、ヨガセルフマッサージルームとして、また精神集中が必要な書道部屋として使うのもおすすめ。特に伝統などを気にしないなら、床の間ディスプレイコーナーとして活用しても良いでしょう。

写真「和室 イメージ」

“明かり”にこだわって、さらに充実!

コーナーを作る際、意外と重要なのが「明かり」です。
コーナーの内容ごとに最適な光や種類、明るさを選びましょう。
写真「明かり イメージ」

ポイントは、明かりの種類・明るさ・位置

プラモデル制作や手芸など細かい作業の手元をスポット的に照らすためには、持ち運びできる明かりがあると便利です。明かりの色は、対象物の色味を変えない白色がおすすめ。
ちなみに、壁や窓に向かって座れるように机を設置すると、他の人の存在が気になりにくくなり、集中しやすくなります。

写真「窓に向かう イメージ」

また、リラックスしたい時や“”のスペースを照らす明かりは、自然光に近い色味で、暗めに調整するとロウソクの明かりを連想させる昼光色が最適です。

コレクションを飾る場合は、光の当たる角度や強さ、照明・飾る物・人との位置関係によって見栄えが変化するので、納得のいくように何度でも微調整を。光の色は、飾る物が近未来的なロボットなら白色アンティーク小物なら昼光色……etc、雰囲気に合わせて選びましょう。

写真「飾る物に合った明かりを設置する イメージ」

ちょっとしたスペースがあれば、コーナーは簡単に作ることができます。お気に入りの空間で、毎日の仕事や子育ての疲れを癒し、リフレッシュしてみませんか?

このページの先頭へ戻る