SpecialContents vol.09

テーマと色を決めて統一感を

部屋ごとにテーマを決めるも良し、住まい全体を統一するも良し。まずは、どんなイメージでまとめたいかを具体的に考えてみましょう。
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テーマにマッチした色を3つチョイス

テーマは、北欧風・和モダン・カントリーなどのほか、できる限り広く見せたい、子どもがのびのびできる空間など様々。視界に入る色が少なすぎると単調に見え、多すぎると雑然としてしまうので、基本の3色を決めておくと失敗しにくくなります。冬は暖色系、夏は寒色系でまとめると、体感温度が2度変わると言われていますので、参考までに。

広く見える色・一番好きな色・季節に合わせた色など、基本の色を1つ選んだら、同系色を1色、さらに差し色を1つ選ぶとまとまりやすくなります。また視界に大きく映るカーテンやラグなどのファブリックを変更すればガラリと印象を変えることができます。

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後退色と進出色を意識して

色の明暗(濃淡)によっても、空間を広く感じさせることができます。実際より遠くに感じて空間を広く見せる暗い(濃い)色を「後退色」、手前にせり出しているように感じて狭く見せる明るい(淡い)色を「進出色」と呼びます。壁や天井など部屋の面積を多く取る部分に淡い色を使い、家具は濃い色などにすれば、部屋を広く見せることができます。カーテンやソファなど、大きな面積を占めるファブリック類を壁や天井と同じトーンで統一すれば、広く見せる効果がアップするのでオススメです。

家具の置き方でセンスアップ

季節に合わせた模様替えや、引っ越し後のレイアウト見直し時に、手持ちの家具・家電を買い換えることなく置き方を工夫することで部屋を広く見せ・機能性をアップできたら嬉しいですね。そこですぐに実践できるテクニックをご紹介します。
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「広く見せる」家具の置き方

リビング、寝室、子ども部屋など、すべてのスペースに共通する置き方のコツは、錯覚を利用すること。家具はドア側を高く、奥・窓に向かって低くします。目線より高い家具を置かない、または目線より高い家具は死角側へ置くのもコツ。

ただし、部屋の四方の壁全部に家具を置くと視覚的に狭く感じてしまうので、家具を配置する面・しない面のメリハリをつけるとすっきりします。またドアから正面に見える面には"見せる収納"を、手前側(ドア側)にはシンプルなものを配置するとグッド。そして全体を見渡したとき「視線の抜け」を作ることを意識すると、部屋に入ったときに視線が奥まで通ることで、開放感が増します。家具などで部屋の間仕切りをしたい場合は、この「視線の抜け」を遮らない低めの家具を選ぶと良いでしょう。

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過ごし方別のスペースを作る

家具の並べ方はすっきりしているのに、なぜか統一感がないように見える、すぐに散らかってしまう……その原因は、生活動線にあるかも知れません。部屋の中に過ごし方別のスペースを作り、関連するアイテムもそこにまとめて収納しておくと、見た目がすっきりするだけでなく、片付けも楽になっていつもキレイな状態を保ちやすくなります。散らかった部屋は風水的にも運気が下がると言われていますので、常に整理された空間を目指しましょう。

家族の趣味・嗜好に合わせて、「くつろぐ」場所にはソファ・テーブル・香り・音楽関係のものなど、「楽しむ」場所には趣味の飾り棚・ゲーム機など、「学ぶ」場所にはパソコンと周辺機器・本棚など、それぞれまとめてみましょう。その際、ドアに近い場所に長時間過ごすスペースを作ってしまうと、人の出入りがあるため落ち着きません。また音がするスペースと静かに過ごすスペースを隣り合わせにすると、気が散るのでご注意を。

「お気に入り」で演出しよう

空間を演出する上で、遊び心は欠かせないもの。ゲストが最初に目にする玄関をはじめ、窓際やトイレのデコレーションも忘れてはいけません。
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玄関にはテーマを特徴づける飾り付けを

これから住まいに足を踏み入れる期待値は、玄関で決まると言っても過言ではありません。そこで玄関には、模様替えのテーマを特徴付けるような飾りを中心に、ゲストをもてなす飾り付けを心がけたいものです。

飾りは、四季に合わせるのはもちろん、毎月の年間行事に関連したリースや絵画・小物などを短いスパンで飾ると、ゲストも訪れるのが楽しくなるはず。写真や絵を飾る時は、きちんと額に入れた方が風水的に良いと言われています。

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窓際には季節を切り取った演出を

開口部は外の景色が見えるので、特に季節感を持たせたい場所。テーマに合わせたお気に入りグッズと共に、その日の天気に合わせた飾り、庭で摘んだ花などをさりげなく取り入れるとステキです。ただし造花は風水的に運気が下がると言われているので、必ず生花を飾るようにしましょう。

また窓からの眺望が良いなら、窓枠を額に見立てて外の景色を絵のように生かす「借景」をしてみるのも良いでしょう。その際は、窓の近くにはあまり物を置かないようにすると景色がより引き立ちます。
またミラーが配された家具は、窓の近くに置いてみましょう。部屋の外の景色等が映りこむことで、部屋が広く見えます。

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トイレはアートスペースにぴったり

ゲストを呼ぶ機会が多いなら、トイレは特に力を入れたいところ。ファブリック一式を変えるのは手軽ですが、最近ではトイレの演出は模様替えのトレンドとなっており、小さなスペースだからこそ全体的に変化をつけやすいのも魅力。

飾り棚を壁一面にレイアウトした「コレクションルーム風」や本棚を置いて「書斎風」など、個室感を生かした定番のテーマ、また水音に関連付けて、壁に金魚やイルカの写真・マスコットなどを飾るのも面白いかもしれません。「トイレ」という概念を取り払い、思う存分デコレーションしてみましょう。

アイテム使いで手軽にイメージチェンジ

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ファブリックで変化をつけて

布を用意するだけで変化をつける方法もあります。いつもの家具に布をかけたり、ソファやクッションのカバーを変えるだけでも印象が変わります。着物の帯をテーブルランナーとしてあしらう、チェストの四角い天板の上に四角い布を角が前後に垂れるようにかけてみる、外国製の布を絵画のように飾ってみるなど、個性を発揮して自由に活用しましょう。

また、壁紙の上に直接貼れる「ウォールステッカー」なら、色や柄が豊富なだけでなく、スエードやレース状のものなど素材感もバラエティ豊富で、壁紙を張り替えずに部屋全体のイメージを手軽にチェンジできます。

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照明にもひと工夫

照明の色味も、テーマに合わせてチェンジして。電球を変えるだけで空間全体の雰囲気をがらりと変えることができるのでオススメです。テーマに合わせた布をシェード代わりに使ったり、レースや透かし和紙などを利用して間接照明にするのもステキ。

また壁際や部屋の角に間接照明をレイアウトすると、適度な影が出来て空間に奥行きが出ます。奥行きが加わることでメリハリが出て、部屋が広く見えます。
※電球は必ずワット数を確認の上ご使用ください。

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観葉植物を取り入れよう

観葉植物は、部屋の角・家具と家具の間・家具の上・壁・窓辺など、状況に合わせて様々に配置することができ、移動することで印象も変えやすいので、模様替えのアイテムとしても活用したいもの。
※観葉植物をたくさん室内に置くと結露の原因となることがあるのでご注意ください。

家具の高さがどうしても揃わない時は、思い切って大きな観葉植物を家具と家具の間に配置すると、見た目がすっきりします。照明を観葉植物の後ろに配置してライトアップすると、雰囲気作りにも一役買うでしょう。

また風水的に玄関は運気の入口とされており、季節の花や枝ぶりの元気な観葉植物を置くと、家中に良い運気を誘い込んでくれるといいます。

始まりの春だからこそ心機一転、模様替えで新生活を楽しみましょう!

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