SpecialContents vol.07

年末・年始は、ゲストを自宅に招いての食事会やホームパーティーの機会も多いもの。そこで今回は、「普段のお掃除プラス1」で済ませる来客準備からテーブルセッティング、使い回しのきくリースの作り方、おもてなしにぴったりのお手軽フードなどをご紹介します。

キレイにし過ぎないのもおもてなし?

当日は会場をキレイに整えてゲストを迎え入れたい。とは言えあまりに整い過ぎた空間では、かえってゲストが身構えてしまうことも……。気合を入れるのは大掃除だけで充分、おもてなしの準備は「ゲスト目線」でさっと手早く済ませましょう。まずはゲストになったつもりで会場をぐるりと見回してみましょう。背丈より低い棚の上、窓ガラス、水まわりのステンレス部分など、ちょっと目立つ部分をいつもよりキレイにお手入れすれば準備完了です。
写真
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ガラスの磨き方のコツ

写真 ガラス

ガラスの汚れは、意外と目立つもの。特に毎日開け閉めする食器棚は、手垢などの油汚れが多い ので、水拭きするよりは市販のガラス用洗剤を吹きかけて乾いた布で拭き上げましょう。

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ステンレスを「お酢」でピカピカに

食器を洗うたびにシンクも洗っているけれど、乾くと曇ってしまう……そんなときは、お酢を使ってみましょう。布かスポンジに少量のお酢を付けてこすっても良いですが、特有のにおいが気になるなら、食器用洗剤を2倍に薄めたものにお酢を加えたものをスポンジにつけて洗い、水で流して拭き上げれば新品のような輝きに。

写真 シンク
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意外と忘れがちな、トイレ&洗面所

写真 洗面所

洗面所の汚れは、流し・鏡ともに洗顔料や歯磨き粉などによる弱アルカリ性のものがほとんどなので、弱酸性のクエン酸お酢などを布につけて拭くだけで中和されます。そして忘れがちなのが、トイレのフタの裏便座の裏。ゲストが到着する直前に、さっとひと拭きしましょう!

トイレも洗面所もゲスト全員が使うことが前提。そこで掃除をした後は、人数に合わせてミニタオルおしぼりを用意するなどの気配りも忘れずに。

ひと通りのお手入れが終わったら、最後に季節やその日のテーマに合った「香り」を玄関や洗面所などに置いて、「香り」でおもてなしを。ただし料理を出すスペースは香りが邪魔になるので注意しましょう。

写真 香り

クリスマス&お正月の テーブルセッティング

年末年始のイベントは、時期が近いため準備が二度手間になることもしばしば。雑貨や飲料はまとめて購入するほか、使いまわしのきく小物を揃えるのもポイントです。
写真 飲料
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使い回しの基本は「シンプル」

小物や皿は、日ごろから無地のものを揃えておくと使い回しがききます。ボーンチャイナ(白)・黒をメインに、などの差し色が入ったものもいくつかあると良いでしょう。

写真 リボン

クリスマスの定番カラー「緑・赤・金」は、実はお正月のテーマカラーとも同じ。緑は松、赤は紅白、金がめでたいのは言わずもがな。布やリボンを用意しておくとアクセントとしてすぐに活用でき、ホームパーティーをちょっと豪華に演出するのはもちろん、不意の来客にも活躍します。

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クリスマスのテーブルセッティング

いつもの料理も、使い方盛り付け方次第でゴージャス感をアップすることができます。手軽なのは、皿の下に一回り大きな皿を敷く方法。これだけでまるで食卓がレストランのような雰囲気に。熱い料理やオーブン料理を盛った皿を載せる時は、間に紙ナプキンを敷きましょう。

センターにを敷き、フラワーアレンジ果物を置くのも、非日常を演出できておすすめです。

写真 テーブルセッティング

ナプキンは様々なたたみ方がありますが、簡単なたたみ方を覚えておくと便利です。

写真 テーブルナプキンのおり方
写真 テーブルナプキンのおり方
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華やかさUPのテクニック

写真 華やかさUP

グラスの足リボンをつけるだけで華やかな印象に。人数が多い立食形式なら、色違いのリボンを用意してマーカー代わりにもなります。

料理のまわりにソースを散らして。皿に絵を描くようなイメージで。

盛り付け"高さ"を意識すると、見た目のおいしさもアップ。

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基本は市販のパーティーセットで簡単&手早く

市販パーティー用オードブルサラダスイーツなどを買い込んで、手持ちの器に盛り付ければ、時間をかけることなくパーティー準備はOK。

買ってきたお惣菜も、ひと手間で見た目良く

揚げ物は下にサニーレタスを敷いたり、レモンなどの付け合せをするだけで見栄えがぐんと良くなります。

写真 ひと手間で見た目良く
ミニシューで「食べられるクリスマスツリー」
写真 ミニシューで「食べられるクリスマスツリー」

市販のミニシュークリームをお皿の上に積み上げるだけで出来上がり!チルドタイプのシュークリームを生クリームで、またお菓子タイプなら溶かしたチョコレートで接着を。仕上げは粉糖でホワイトクリスマス、抹茶糖でグリーンにしてもすてき。果物を飾ればゴージャスに。

華やかリースサラダ

サラダは大皿にぐるりと丸く盛り付けて、リースサラダに。星型に抜いたニンジンやパプリカ、チーズ、プチトマトを飾れば、カラフルな仕上がりに。ハムでリボンを巻いたり、中央にドレッシングを入れたデザートグラスを配置したりとアレンジも楽しめます。

写真 リースサラダ
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年末・年始のリースアレンジ

リースベースに、好みの造花をグルーガンで接着していくだけ。小枝や藤をベースにしたシンプルなリースは、飾りを変えるだけでクリスマスリースからお正月飾りに変身。造花を使えば、飾りも翌年また使えます。

写真 グルーガン

グルーガンは、スティック状の樹脂を溶かして接着する道具。熱で溶けた樹脂が冷めれば固着するので短時間で作業でき、色も選べます。

■材料
  • ○リースベース(小枝や藤などのシンプルなもの)
  • ○グルーガン
  • ○お好みの造花
※年末・年始共用……マツボックリ、ヒイラギの葉、赤い木の実、ネコヤナギなど
※クリスマス用……リボン、ベル、キャンドル、クリスマスツリー用の飾りなど
※お正月飾り用……千両、水引、ミカン、松葉、梅の花、冬の花など
写真 リース
≪仕上げ方のコツ≫

飾りは全体に均等にではなく、1カ所~数カ所にまとめて接着するとおしゃれに仕上がります。材料はテーマを決めて3種類程度に抑え、大きな飾りポイントに据えましょう。

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お正月のテーブルセッティング

写真 お正月のテーブルセッティング

おせち料理は、お重からみんなで取り分けていただくのもいいけれど、ひとり分ずつお盆に載せて提供したり、洋風の小皿に盛り付けてオードブル風に提供するのもおしゃれ。テーブル席でも違和感なく、取りすぎなどに気を遣わずいただけます。

のムードを高めたいときは、水引を使うのもおすすめ。お銚子やお猪口に巻くのはもちろん、洋風のお皿やグラスにつけてもすてきです。

また洋食器メインで提供する際は、松の葉、南天、千両など、和の緑を要所要所に配置すると和風強調できます。

クリスマスに使った洋風小物も、お正月のカジュアルなテーブルコーディネートに活かせます。クリスマスツリーの小枝やツリー飾りの一部、リボンなどを、和食器に並べたり生花とともにさりげなく飾ってみましょう。

写真 お正月のテーブルセッティング

お手軽!おもてなしメニュー

気の置けない仲間がゲストなら手作りの料理を持ち寄る「ポットラック」スタイルも良いですが、帰り際の荷物を考えるとゲストにはお願いしにくいところ。そこで、食べるのも楽で、余ったものをサンキューギフトにもできるフィンガーフードや、ちょっと時間をかけるだけで豪華な印象になるパーティーメニューでおもてなししてみては?
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ホットプレートdeパエリア

ホームパーティーで困るのが、主食。パスタだと冷めてしまうし、ごはんだけでは華がなく、ちょっと味気ない……。そこで、「ホットプレートで作るパエリア」はいかが?
ゲストの到着に合わせて仕上げてもよし、パーティーのスタートと同時に作り始めてもよし。野菜と海鮮素材で見た目もゴージャス、仕上げてからは保温しておけば最後まで温かくいただけます。

【パエリア】
写真 パエリア
■材料 <4~5人分、ホットプレート1枚分>
  • ○米(洗わずに使うか、洗ってザルに上げておく)3合
  • ○タマネギ(みじん切り)1個
  • ○ニンニク(みじん切り)1かけ
  • ○オリーブオイル大3(米炒め用)+2(具材炒め用)
  • ○冷凍シーフードミックス(解凍しておく)500g
  • ○アサリ(殻付き。砂抜きをして洗っておく)200g
  • ○鶏もも肉(食べやすい大きさに切っておく)1枚
  • ○パプリカ 赤 (種とヘタを取ってくし切り)1個
  • ○パプリカ 黄 (種とヘタを取ってくし切り)1個
  • ○ピーマン (種とヘタを取ってくし切り)1個
  • ○白ワイン100cc
  • <<スープ用>>
  • ○固形コンソメ2個
  • ○トマト缶詰(ダイスまたはホールを手でつぶす)1缶
  • ○塩小さじ1~2
  • ○サフラン(熱湯450ccに入れておく)小さじ1/2
  • ○カレー粉大さじ1

  • <<仕上げ用>>
  • ○タバスコ適量
  • ○レモン(くし切り)1個分
■作り方 <所要時間:約45分>
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ホットプレートを180度~200度に温めます。オリーブ油大さじ2でタマネギとニンニクを炒め、香りがたったらシーフードミックスと鶏肉を加え、火が通ったらアサリを殻ごと入れます。アサリが開いたらいったんすべて取り出しておきます。

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米をオリーブオイル大さじ3で透き通るまで炒めます。白ワインを加え、沸騰したらスープの材料を加えて全体が均一になるように混ぜ、(1)で取り出した具材を上に並べ、蓋をします。

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180℃で5~6分加熱し、弱火(130~140℃)にして10分加熱。お米を少し食べてみて、芯が残ってかたい場合は3~4分追加で加熱を。水分が足りない場合は、分量外の水を少し足します(柔らかくなり過ぎないように気をつけて!)

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パプリカをのせ、再び蓋をして保温で10分ほど蒸らして出来上がり。仕上げ用のくし切りにしたレモンを飾り、お好みでタバスコを振っていただきます♪

ポイント
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市販のパイ生地を使って、簡単&おいしい! ひとくちパイ数種

市販のパイ生地を使って、200度のオーブンで20分焼くだけで一度に数種類作れるミニパイは、パーティーの名脇役。余ったらそのまま包んで、サンキューギフトとして持ち帰れるのもグッド。

★その1「ハートのひとくちベーコンパイ」

両端からベーコンを巻き込み、輪切りにして焼けば、ハート型に。

★その2「ねじねじスティックパイ」

ねじって、チーズやナッツ、メープルシュガーをかけて焼いて。

★その3「簡単ミルフィーユ」

焼いてから層を剥がして、間にクリームやフルーツをはさむだけ。

写真 ミニパイ
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残ったら、簡単ラッピングでサンキューギフトに変身!

「おいしい!」と喜ばれた料理は、手土産にしても喜ばれるはず。スマートにラッピングして手渡しましょう。

★その1

ギフトを透明な袋に入れ、袋の口を蛇腹に折りたたんでから数センチ下をリボンで止め、蛇腹を開いたら端をシールかテープで留めます。

★その2

ギフトを紙コップかマフィンカップに入れ、クッキングシートで変則のキャンディ包みにし、両端を麻ひもかリボンで留めて持ち手にします。

写真 サンキューギフト

「準備に余裕がある方は、vol.02 「ホームパーティーの心得」も参考にしてみてください。

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