SpecialContents vol.04

あんなに強かった昼間の日差しも、心なしか弱まってきたような気がする晩夏。夏の食やレジャーの楽しい記憶も残っているなか、このところ何だか身体が重い……。もしかしたら、それ、夏バテかも知れません。

もしかして、夏バテ?ストレスにもご用心。

夏ならではの体調不良症状である夏バテは、秋が近づくにつれ悪化しがちです。今のうちに上手に解消していかないと、体調不良だけでなく、思わぬ怪我や事故にもつながります。まだ夏の終わり切らない今こそ、生活習慣を見直してみませんか。
知っていましたか? 夏バテのメカニズム
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夏バテ、3つの原因

夏疲れ、暑さ負け……夏という季節に疲れてしまう、倦怠感疲労感を総称する「夏バテ」。エアコンなどない時代から夏の人々を悩ませてきた、その原因は大きく以下の3点にあるといわれています。

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1.高気温の中でも体温を一定に保とうとすることにより、自律神経の疲れや乱れが生じます。食欲が無くなったり、だるくなったりします。

2.暑さそのものがストレスになります。また派生して、汗による衣類の湿り気や臭い(体臭)への不快感や気疲れも決して小さくないストレスです。

3.寝苦しい湿気、蒸し暑さなどによる日々の睡眠不足の蓄積が身体をじわじわと弱らせてしまいます。

エアコンの普及した現在では、自然環境ではありえない急激な温度変化が生じ、特に自律神経に大きな負担を与えています。睡眠不足など夏バテの原因を抑える効果のあるエアコンそれ自体が、夏バテの原因になってしまう点には注意しなければなりません。

写真 エアコン
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夏にかかりがちなストレス

すべてが直接「夏バテ」の原因になるわけではないにしろ、なかでもという季節特有の負荷(ストレス)の存在は、やはり軽視できません。

写真 バーベキュー、渋滞

1.熱中症対策などのため日常的に摂取している、冷たい飲食物による胃腸ストレス。胃もたれ、食欲不振、便秘、下痢など「お腹の調子」には常に気を配る必要があります。

2.夏特有のイベントである帰省、レジャーなどによる旅行疲れ(心労、混雑、渋滞等)も看過できないストレス要因になります。

3.暑さや、日々疲れてしまっているゆえのシャワー多用による、慢性的な冷えにも注意が必要です。浴槽に浸かる入浴は知らず知らずのうちに冷えた身体の体温を上げる作用があります。

暑いだけでも疲れてしまっているのに、追い打ちをかけるように「無理」をしてはいけません。「疲れ」が一時的な負荷であっても、蓄積させてしまうことで、慢性的な不調(夏バテ)に繋がってしまいかねないのです。

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生活習慣、5つの注意ポイント

上記のような「夏バテの原因」「夏ならではのストレス」の存在を踏まえながら、知らず知らずのうちに行ってしまっている生活習慣を見直してみましょう。

1.冷たい飲み物、氷を摂り過ぎない。飲み物の半分は「温かいお茶」などにチェンジしてみましょう。

2.冷たい食べ物ばかりを食べない。温かい食べ物をしっかり食べましょう。例えば、冷たいそうめんを温かい「にゅうめん」に替えるなど。しょうがやネギなど薬味を多くするのがおいしく食べるポイントです。

3.たまのレジャーだからといって無理をしない。つねに休息とのバランスを考えましょう。夏場は交通事故の多発する時季、体力を過信するのは禁物です。

4.水分、塩分を控えない。汗が出ることでの化粧崩れを嫌がるなど、外見上の不快感で水分を控えてはいけません。また、汗をかくことで不足しがちな塩分もまめに意識して摂取しましょう。

5.「眠れない」ことをあきらめない。しっかり睡眠をとらないと体力が持ちません。安眠のコツは「頭を冷やす」こと。寝苦しい夜にはジェル状の氷枕など試してみましょう。

写真 生活習慣、5つの注意ポイント
写真 生活習慣、5つの注意ポイント

夏バテにさようなら。無理せずできる5つの生活術

夏が終わった後は、暮れにかけて忙しい日々が続きます。そんな毎日を充実させるためにも、夏の疲れは夏のうちに払拭してしまいたいもの。エアコンをかけた住まいの中で、頑張らなくてもできるひと工夫。夏疲れを癒す、5つの生活術をご紹介します。
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エアコンの設定温度は「暑くも涼しくもない」程度に高く。

写真 温度設定

一般的に節電で目安は28度と言われていても、それでも低過ぎることが実際はあります。適切な冷房温度の外気温との差は5度以内と言われています。「30度」と言った設定温度でも充分に涼しく感じられることがあるので、是非試してみましょう。

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「寒い」感覚のある人は靴下、長袖を着用。

9月でも外気38度といった日も。そんな日にエアコンを30度に設定(機種にもよりますが、「30度」が最高値であることが多い)すると、「寒い」と感じる場合があります。その場合は無理をせずに靴下長袖を着用し、体感の違和感をごまかさないようにしましょう。

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なるべく「身体を動かす」ように意識して生活。

一日中、エアコンの効いたところにいられるならば意識してそのなかで「運動」しましょう。例えばお掃除するならば、換気できなくても部屋の空気を汚しづらい水拭き、床拭き(雑巾がけ)などを、脚を使い、元気よくリズミカルに行います。

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だるい時ほど「入浴」。夜はゆっくり、朝はシャキっと。

写真 入浴

周りが暑いせいで無自覚になりがちな「冷え」は万病のもとと言われています。しっかり末端の血行を良くし、自律神経を整えるためには、「夜はぬる湯に20分以上」「朝は熱めのシャワーを短時間」の入浴法がお勧めです。

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寝具は「エアコン干し」。からっと乾かし、安眠を。

寝汗でジメジメしがちな夏の寝具周り。放っておくとダニが増えたり、カビが生えることも実は少なくありません。洗えるタオルケットや敷きパッド、シーツはまめに洗濯して清潔に。ベランダ等に干すと太陽熱がこもることが心配な上掛けや敷布団、マットなどはエアコンを効かせ、扇風機を回した室内で「エアコン干し」して湿気を逃がし、からっとさせましょう。

写真 洗濯

ちょっとした工夫で涼しく眠る

疲労を感じる原因にもなる活性酸素。これを抑える効果がある食材を使った「抗疲労食」が今、話題になっています。一見、ごく普通のメニューなのに、日々の疲れに効果を表すという「抗疲労食」。夏バテ対策としても取り入れてみてはいかがでしょうか。
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抗疲労食って何?

私たちが疲労を感じる原因は多岐に渡りますが、中でもストレス等で大量に酸素を使うことで発生する、体内の「活性酸素」の存在が注目されています。この活性酸素の発生を抑えることで、食べ物から効果的に栄養素やエネルギー源を得、疲労を回復させようするメニューが「抗疲労食」です。

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簡単に作れる抗疲労食レシピ

抗疲労食は、それほど珍しい食材を必要としてはいません。お家で簡単に作れるメニューの一例をご紹介します。渡り鳥のパワーの源とも言われている「イミダゾールジペプチド」を活かした鶏ムネ肉のトマト煮込みと、抗酸化素材で作ったアボカドマヨネーズのポテト添えは、ご飯にもパンにも、パスタにも良く合い、食欲を誘います。

【鶏ムネ肉のトマト煮込み】
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■材料<2人分>
  • ○鶏ムネ肉1枚
  • ○玉ねぎ、ピーマン各小1個
  • ○オリーブ油、塩、コショウ適宜
  • ○トマト缶1/2個
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鶏ムネ肉には塩、コショウをすり込み、食べやすい大きさに切っておきます

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フライパンにオリーブ油を敷き、鶏肉の表面にこんがりと焼き色をつけます

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表面が焼けたら食べやすい大きさに切った玉ねぎ、ピーマンを加えて軽く炒めます

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トマト缶を加えて鶏肉に火が通るまで煮込み、塩、コショウで味を調えます

【アボカドマヨネーズのポテト添え】
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■材料<2人分>
  • ○アボカド1個
  • ○ニンニク1かけ
  • ○レモン汁小さじ1
  • ○蜂蜜小さじ1
  • ○亜麻仁油(なければ入れなくてもよい)小さじ1
  • ○塩小さじ1/2
  • ○コショウ適宜
  • ○じゃがいも中2個
  • ○玉ねぎ中1個
1

種を外したアボカドにニンニク、レモン汁、蜂蜜、亜麻仁油、塩、コショウを加えてミキサーにかけ、アボカドマヨネーズを作っておきます

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食べやすい大きさに切ったじゃがいも、玉ねぎをスチームケースで5分間加熱するか、蒸し器で蒸してほっくり火を通します

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粗熱を取ったじゃがいも、玉ねぎにアボカドマヨネーズを沿えていただきます

簡単なレシピですので、ぜひお試し下さい。

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